土曜日の深夜の地震で皆様に被害はありませんでしたでしょうか?食事の準備の時間でなかった事だけが不幸中の幸いでしょうか。忘れたころに・・・10年前の揺れは、今回のような揺れが収まった後に加速的な揺れ(複数の震源)が襲ってきたことを思い出させられました。また生かされている実感です。

地震は断層と言われる破壊面を境目にして急激に動くことで、そのエネルギーが地盤(地面)に波(うねり)となって広がっていきます。海の波をイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。地面から基礎に、そしてアンカーボルトで緊結された土台にエネルギーが伝わり、柱、壁を震源に近ければ上下に、その他は横揺れとなって構造体が揺れていきます。直下型地震で住宅が倒壊するのは柱(垂直)から梁(水平)が外れることが大きな原因です。今の建築基準法にあった工事をすると倒壊しづらい建物になります。

あれから10年を迎える前に、今一度、安全に住まうために身の回りの環境をご確認ください。

良い波もあれば、悪い波もあります。今は波待ちの時なのでしょうか・・・

八木

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