東日本大震災

まずはじめに、この度、震災の被害に合われたすべてのかたにお見舞い申し上げます。

山形でも避難所が満杯になるところが多く、今でも増え続けている状態です。一刻も早く普通の生活に戻れることを望むばかりです。

今回は、毎日のように報道されている東日本大震災のニュースで特に印象に残った事があったので、この場を借りてお話させていただきます。

朝のニュースで東日本大震災によって最愛の家族を亡くされた方にインタビューをしている場面がありました。

その方は40代位の女性の方でした、仙台の避難所を何箇所も周り行方がわからなくなっていた夫を探していたそうですが、何箇所目かの避難所で亡くなられた夫を見つけたそうです。

そんなつらい状況でもインタビューに涙ながらに答えてくれていました。

その中でリポーターの方が「今のお気持ちは?」のような質問をしていました。

普通であれば「辛いです」や「悲しいです」という答えになるかと思います。

ただ、その女性の方は泣きながら「災害で大変なときに主人をみつけていただきありがとうございます」とお礼をいっていました。

その言葉の中に、「もしかしたら夫は生きていないかもしれないしこのまま見つからないかもしれない」と最悪の事態も覚悟していたこと。

最愛の夫をなくしたのに探してくれた方に対し感謝を述べる優しさが含まれているのを感じて自然に涙がでました。

自分が同じ立場になった時どうするだろうと考えさせられました。

海外ではこの災害時にも暴徒化しない日本人を称えるニュースなども多いそうです。

それは人を思いやる優しさや助け合いの心を私たちが昔から大切にしているからだと思います。

海外にも誇れる日本人の他人を思いやる気持ちや、助け合いの心を大切にしていきたいですね。

by岡崎

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