城南町モデルハウス W断熱の続きで今回は内断熱(充填断熱)についてご案内します!

★基礎断熱の説明

 床下に断熱材を施工せず、建物の外周に面した基礎立ち上がりに断熱材を施工する工法です。
 この技術は、床断熱に替わる断熱技術として外国で生まれ、北海道の住宅で試行、検証され、
昭和50年に寒冷地の汎用技術として確立しました。

 床断熱の床下の温湿度は床下換気口によって外部環境に影響されますが、
基礎断熱は床下換気口がなく、密閉するので外気の影響を受けず、
室内環境の影響を受けます。
 従って、外周壁の布基礎部分の気密化を意識するだけで気密施工が容易に出来るので、
断熱気密性能を安定的に確保しやすいことや、
基礎と土間のコンクリートは室温や地熱の蓄熱層として使えるので、
省エネ効果と室温の安定に効果があるため、夏は外気より低い温度の地熱により、
床はひんやり感があり、冬は地熱により暖かくなります。
また、床下空間は室内環境に近いため、
冬季は床面の冷たさを和らげる効果を持っています。
その他床下を収納庫などに利用できるなどの特徴があります。

★グラスウールの説明

 グラスウールとは、ガラス繊維でできた綿状の断熱材です。
建築物における断熱材として最も広く用いられています。
優れた吸音効果があるため、スピーカー等や防音室の素材として使用されています。
また、防火性にも優れております。

 グラスウールの密度は10kg/m³・16kg/m³などがあり、
密度が高いほど断熱性能が良くなりました。
最近では、一般的なグラスウールより繊維の細い高性能グラスウールも広く出回るようになり、
更に断熱性能は向上しました。

 ちなみに城南町モデルハウスは、高性能グラスウールの16kg/m³を採用しております。
 天井断熱は、18kg/m³で30cmまでの厚さにグラスウールを吹き込んでおります。

                              鶴岡店 梅木

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