城南町モデルハウス 上棟の日を迎えました!

上棟とは、柱・棟・梁などの基本構造が完成して、一番高い棟木を設置する、一連の作業を指します。

★木造軸組構法の説明 日本では古くから発達してきた伝統工法で、『在来工法』とも呼ばれている、日本では主流の木造住宅工法です。                                                                       アメリカで発達した『2×4』などのパネル工法(木造軸組壁構法)と比べ耐震性や気密性の脆弱性を指摘されてきましたが、「筋交い」を入れての補強や、材の接合部に「金物」を使用するなどの技術を用いて、耐震性能を向上させています。                                                                                                              また、「2×4」などのパネル工法は、構造用合板で空間を構成するため、間取りにある程度の制限を受け、増築・リフォームに融通が利かないというデメリットがありますが、在来工法は間取りに融通が利くため、大規模なリフォームが容易にできます。そのため、家族や環境の変化にも対応できる「柔軟性」と「ゆとり」のある住まいを作ることができます。

在来工法の施工順序は、基本的に基礎→土台→主要部分→小屋組み→屋根→床→壁となり、屋根を比較的早い段階で取り付けるため、雨の多い日本では、パネル工法と比べ適しているといえます。当社では、『在来軸組金物工法』を採用しています。

★構造用合板(面材)の説明 構造用合板を使って耐力壁や、耐力床を作ることにより、耐震性・耐風性を飛躍的に高めることができ、副次的な効果として、気密性や防音性を高めることができます。                            特に、2×4などのパネル工法の建築物では、外壁下地・床下地・屋根下地に構造用合板を必ず用いるので、優れた耐震性・耐風性・気密性・防音性を確保しているといえます。                       当社では、『在来軸組金物工法』を採用しておりますが、城南町モデルハウスは、構造用合板を用いることにより、在来工法とパネル工法の優位性を確保し、脆弱性を補う、ハイブリット工法といえます。

鶴岡店 梅木

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